文献

「皮膚科の臨床(特集-痤瘡(ざそう)と毛包虫)」 Vol.23, No.6 (1981/05) 金原出版

内山公人「ニキビダニ類について-寄生虫学の立場から-」という総説が参考になる。ニキビダニの総説って、和文ではこれくらいじゃないだろうか…。

「日本ダニ類図鑑」 江原昭三編 (1980) 全国農村教育協会

もちろん「ニキビダニ」の項を参考にしているのだが、巻末の「ダニ類概説」も参考になる。

「節足動物と皮膚疾患」 加納六郎編 (1999) 東海大学出版会

生態についての記述は少ないがニキビダニ症について要領よくまとめてある。また「寄生虫症妄想」について1章を設けており、参考になった。
このホームページとは関係ないが、カやハチを筆頭にノミ・シラミ・南京虫、果ては皮膚バエといったおどろおどろしいものまで載っておりなかなか興味深い1冊。

「ダニのはなし(Ⅰ・Ⅱ)」 江原昭三編 (1990) 技法堂出版

一般向け読み物のふりをして、各分野の第一人者が気合いを込めて執筆している。よい意味でマニアックな読み物。ニキビダニについての記載は少ないが、ダニ一般の知識についてはこれでもか!というくらいに参考になる。